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2010年07月22日(Thursday)

「マーケティングはつまらない」の、本当の理由

“仕事は面白いですか?”最近の私の口癖です。特に、若いビジネスマンに向かってよく質問します。そうすると、次のような答えが返ってきます。

“だんだん、つまらなくなってきた”
“今の仕事は合わないので、別な仕事をしようと思っている”
“上司が分かってくれないので、面白くない”
“自分の理想の仕事はまだ探せていない”
“他の会社のほうが面白そうだ”

 などなどです。皆さんに同じ質問をしたらどうお答えになるでしょうか。

 私はこれらの答えを聞いていて感じたことは、仕事には面白い仕事と、つまらない仕事がある、と決め込んでいるのではないか、ということです。決められたことを同じようにやるから、つまらない。ああ、私は不幸だ。クリエーターのような仕事は自由で面白そう!あっちの水は甘そうに見えるのです。

 この考え方には、大きな欠点があります。それは、誰がそう思ったのか知りませんが、世の中にそういう既成概念があり、疑いもなくそれに従っていること。

 例えば、クリエーターのような仕事。自由だと思われていますが、実は一番不自由なのです。こうしたいと思っていても、クライアントからこうしろ! という理不尽なオーダーが飛んでくる。うまくそれに応えられないと、クリエーターなんだからそこを何とかするのが仕事だろう、と。魔法のように何でもできると勘違いしているのです。揚げ句は、うまくいかないと、誰もやったことのないアイデアが出ないということは、クリエーターとして失格だね、と烙印(らくいん)を押される。毎日が、プレッシャーやジレンマとの戦いなのです。

 これでも、クリエーターをやってみたいですか? でも、楽しそうにやっているクリエーターもいるじゃないか、という質問にはこうお答えしましょう。

 そういう人は、仕事の制約条件を逆手にとって楽しんでいる。パッケージのデザインが古くさくて若い人に人気がない、という場合。ただ若い世代に受けるデザインを志向すると、逆にどこにでもありそうなものになる。だったら、あえてクラッシックだけれど大胆、シンプルだけど強烈、のようにちょっとずらして考えるのです。常識的に若い人向けのデザインというと、若い世代にとっては刺激のないモノになる、ということに気が付くかどうか。ここが楽しいかどうかの分かれ目です。

 もうすっかり定着したソフトバンクモバイルの「ホワイト家族」のCM。お忘れかと思いますが、これはもともと「ホワイトプラン」という商品広告のために作られたもの。同じソフトバンクモバイル同士なら、通話がただ(一部時間帯除く)になるという、極めて物理的な話でした。普通ならその画期的なプランを即物的にアピールするか、せいぜい友達同士でソフトバンクモバイルにすると得だよ、などと訴えるでしょう。それをあえて頻繁に電話をすることもない家族を登場させ、その上、バラバラ家族の現状をやゆするために犬の家族に仕立てた。それが、思わぬ共感を呼び、ロングシリーズとなったわけです。

 もうお分かりのように、仕事に面白い、つまらないはなく、やる人がそう思い込んでいるにすぎません。どんな仕事も面白くする、という気持ちのスタンスが重要なのです。

(関橋英作 NET Marketing ON LiNE より)



若い美容師さんたちに、人生の先輩として言いたいことを見事に言ってくれました。

仕事に面白い、つまらないはなく、やる人がそう思い込んでいるにすぎません。どんな仕事も面白くする、という気持ちのスタンスが重要なのです。

何度読み返してみても、深い~言葉です。。メモ 


思いこみではなく、それぞれの商品のことを正しく知ることも大切です・・・

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