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2010年07月16日(Friday)

自立と独立

甘い感覚では独立できない
これからの独立というのは「いつでも独立できる準備を整えておいて独立のチャンスを待つ」という独立の仕方に変りました。
どういう意味かと言いますと、最善の準備をしながら最良の機会をみつけるという独立感覚です。
ボクたちの世代が美容師免許を取った30年前頃だと「独立するなら半年くらい赤字になってもやっていけるくらいの運転資金を持っていれば、次第にお客さまがつくから何とかなる」と言われた時代ですね。
独立する人にとっていい時代でした。最悪どんな立地でも半年くらい頑張っていれば何とかなって、のんきなもので集客活動もオープン後に集客活動を始めたサロンがほとんどでした。
人口が増え、サロン軒数が少なかった時代にはそんな感覚で独立できたわけです。
今の時代なんて、そんな甘い感覚では独立できません。半年間赤字ならそのまま2年くらいは相当苦しみます。
今は「オープン月から黒字にする準備と行動をしなければやっていけない時代」。
以前のサロン経営は、数字の感覚もどんぶり勘定で材料代は売上の10%くらい、人件費は40~50%くらい、借入金や家賃比率、広告宣伝費や年金など細かく損益計算しながら年間で予算を立てて経営しているサロンはほんの一握りの大型サロンくらいでした。
今は経営環境が厳しくなって、そんな感覚ではとうてい無理でしょう。時代の変化とともに、独立に対する心の覚悟の仕方も変ってきたわけです。

(伊藤豊 “伊藤豊のイキイキ店長講座” NEXT LEADER 2010-7月号  ㈱髪書房 より)




先日、弊社主催の会員制経営者研究会に伊藤豊さんをお招きしてセミナーをやっていただきましたが。その情報の「質」×「量」に敬服いたしました。
その中で、アシスタント時代に計数管理をとおして数字になれさせましょう・・ということで、「いとーさんのアシスタントシート」というのがありました。
日々フォーマットのブランクを埋めていくことで数字が読めるようになり、デビューしたあかつきには50万からスタートできる人が多いのだ・・・との話に、なるほど、そうかもしれないメモ と納得しました。

竜崎昇の情報刊、バックナンバーはこちらをどうぞ・・
2009年12月14日(Monday)

表参道「1分45円」

「待った?」「ううん、いま来たところ」。東京・表参道。待ち合わせた男女が向かった先はヘアスタジオ「ルーファ」。男性はフリーの美容師小浜久直さん(29)。女性は千葉県からきた顧客の会社員佐藤紘子さん(30)。事前にメールで会う段取りを決めていた。同店に雇われている美容師はいない。髪を切るスペースは15席あり、美容師が1分45円で借りる仕組みだ。この日の小浜さんの利用は2時間。場所代として5400円支払ったのに対して、佐藤さんのカット代は約1万2千円。差額が小浜さんの利益になる。もちろん、カットから洗髪、髪の毛の掃除まで1人でこなす。並んでカットする美容師と交流はまったくない。カットを終えると2人は足早に店を出ていった。 (朝日新聞より)


材料代、光熱費は無料のようです。表参道で出店するよりは、はるかに安くて、気楽ですね、最低単位の営業ユニット。にかっ カーシェアリングならぬ、美容室シェアリング。都会限定とは言え、40万人を超える美容師さんたちの新たな選択肢。。となるのでしょうか・・・
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2009年10月14日(Wednesday)

広がる「中国」 あふれる活力

池袋には「いまの中国」がある。80年代半ば以降に来日した「新華人」たちが集まり、日本の商店と混在しながら中国系の店が増え、新しい形でチャイナ・ワールドが広がっている。 飲食店や食材店だけではない。美容室やネイルサロン、ネットカフェ、不動産屋など実にさまざま。中国で人気のある娯楽、社交ダンスの会も週末には催されている。 4月に開校した中国人向けの「全日通自動車学校」の塚林貞幸取締役(60)は約12年中国で暮らした日本人。「中国人は声が大きいとかゴミの出し方が悪いとか言われるが、文化・習慣が違うだけ。日本のルールを守るのは当たり前。でも、日本人側も『その習慣は日本ではダメ』と言ってあげてほしい」 見え隠れする摩擦をも乗り越えた先には、新たなエネルギーあふれる街の可能性も見える。(文 編集委員・大久保真紀、写真 高橋雄大 asahi.comより)



中国のビューティービジネスが静かに大胆に入ってきているようです・・・何度か行った中国の体験から感じることは、日本人客にたいするデリケートな接客は日本人サロンのほうが有利でしょうが、本音をズバリと聞いてくるパワーが新しい顧客満足を生む可能性も大きいのでは、と思っています。。。
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2009年07月31日(Friday)

迎えたい顧客像をできるだけ具体的に想定する

また自店に迎えたい顧客像を明確にすると、必要なサービスや接客スタイル、そして空間演出の方向性もおのずから見えてくる。「ファッションに敏感な人」を迎えるなら「スタイリッシュな空間の中、お洒落なスタッフがシーズン毎のファッショントレンドにマッチしたヘアを提供してくれる店」といった店舗像が描ける。「多忙なワーキングウーマン」なら「忙しい日常を忘れてリラックスできる空間の中、ヘアと一緒にネイルもエステもできる便利な店」、「子供づれのママも安心して来れる店」なら「キッズルームや託児室、子供が喜んで座りたくなる椅子があって、アニメのDVDを見ながらカットができる店」などが考えられる。つまりターゲットを明確にすれば、それにふさわしい店舗像を、次々と具体化することができる。ターゲット像をできるだけ具体的に思い描き、その立場に立って必要なサービスや空間を考えていけば、迎えたい顧客のニーズにぴったりマッチしたサロンができるだろう。「ただしこのターゲットは、自店が最も得意とする分野から設定すべき」と斉藤さん。「これまでの経験や実績からかけ離れたところにターゲットを想定すると必ず失敗します。そのためにも、まずは自店の強みがどこにあるのかを見直してみるとよいでしょう」(THE BEAUTREC 2009-8月号より)


確かに、客層を選べる立地であれば、トライしてみたいですよね、現実問題は巾ひろく集客したいのが人情ですからね~
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2009年04月23日(Thursday)

障害者向け美容室「様々な人集う場に」

障害がある人も利用しやすいよう工夫された美容室「ちょきちょきルーム」とカフェ「Doa(ドア)」が16日、倉吉市上井町1丁目にオープンした。同所に事務所を持つNPO法人「楽」が運営にあたり、障害がある人たちが働く場にもなっている。「楽」の井手添敬子理事長(47)は「障害の有無にかかわらず、様々な人が集まる場所にしたい」と話している。(白田さやか)
 美容師をしていた井手添理事長は06年10月に交通事故で重傷を負った際、同じ病院に入院していた全身まひの少年のハーモニカの演奏に励まされた。「何か自分にも出来ないか」と仲間を集め、昨年6月に「楽」を立ち上げた。 16日、オープンした施設には、カフェと美容室、デイケアセンター、そして作業所がある。栄養士や看護師ら12人のスタッフと、ダウン症や、車いすで生活する障害者14人が働く。美容室は移動式のシャンプー台があり、車いすに座ったまま洗髪ができる。井手添理事長ら3人の美容師が、カットやパーマ、カラーにも応じる。美容室まで来られない人には出張サービスもする。 一方、カフェは、車いすでも食事がしやすい低めのカウンターテーブルを備える。高齢者や子どもが使いやすい座敷もある。メニューにもこだわり、材料は県内産のものを使い、コーヒー(350円)は注文を受けてから豆をひく。ロールケーキ(300円)などのお菓子は施設内の工房で手作りしている。 カフェでコーヒーを入れる仕事をする同市上井町2丁目の伊藤博さん(43)は91年10月、バイクの事故で一時は寝たきりの状態になった。間違って香典が届いたほどで、医者からは「もう動けるようにはならない」と言われたが、「そんなことあるわけがない」と懸命にリハビリを続け、車いすで一人旅ができるまで回復した。「仕事をするのは18年ぶりで、うれしい。初めは不安だったけれど、今日、自分が入れたコーヒーを『おいしい』と言ってもらえて、やりがいを感じました」 井手添理事長は「きれいでいたいというのは、誰にでもある基本的な欲求。美容室に来て、カフェでゆっくりして、いろんな人と話をしてもらいたい」と来店を呼びかけている。 いずれも火曜定休。営業時間は午前10時から、カフェは午後6時半まで、美容室(0858・26・1755)は同10時まで。美容室はカット千円で、1日20人まで。(asahi.com より)



「きれいでいたい・・」「きれいになりたい・・」はリハビリテーションにおいて、最も効果的な脳の刺激になるそうです。女性がストレスを感じて、気分転換に美容室に行きたくなるのは、こんなメカニズムが働いているのかもしれません・・・・・
ちなみに、移動式シャンプー台は、タカラのオアシスリアタイプです。
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