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2010年07月07日(Wednesday)

サロンケアこそデザイン構築の柱

『カラーストーリーⅰ』や大人専用ヘアケアライン『ケアトリコグレースブルー』など、細分化されたヘアケアニーズに対し的確な商材をもって応えてきた㈱アリミノ(田尾有一社長)。同社の「デザインのためのヘアケア」というスタンスを読み取るためには、それを象徴する2ブランド、『ルネフルトレール』『シェルパ』を介することがなにより相応しい。

デザイン形成にヘアケアは必須

2003年、㈱アリミノは『ルネフルトレール』を発表した。いまや美容室に定着した感のあるヘッドスパだが、サロン種目にスキャルプケアという新カテゴリー創出する立役者となったのが同ブランドである。
現在の同社ヘアケアラインにおいても、ヘアケアとスキャルプケアの役割を同時に担う唯一のブランドとして、その位置づけには特別のものがある。
「『ルネフルトレール』は、植物とサイエンスの力を両立させたライン。髪や頭皮に対する天然由来成分ならではのやさしさ・効能をケミカルが引き立てることによって、お客さまにしっかりと効果が実感いただけるようになっています。そもことにより、今日までご好評いただけているのではないでしょうか」と、語るのは同社商品開発部の山田由美子さんだ。
テレビを点ければヘアケア商品や〝自宅でできる〟ヘッドスパ商品のCMを見かけない日はない昨今、それだけヘアケアに対する意識は高まっていると言えるが、それらパブリック商品より金銭的負担のかかるサロンケアに対して、お客さまがきっちりと実感できる効果の高さは何より問われる部分である。
「サロンケアで必ず押さえておかなければならないのは、ヘアケア施術の着地点が『お客さまに理想のスタイルを提供する』というサロンの大前提に置かれているということ。デザインサロンと呼ばれる美容室がケアに対する意識も高いことに示されているように、求めるヘアデザインをつくりだすためには毛髪と頭皮の状態を整えることが必須条件です」
目指す場所に至るまでの道程を整理する役割が課せられている同社のヘアケアライン。そこに昨年の2月、新たに薬剤サポートシステム『シェルパ』が加わった。ダメージを予防する処理剤としての機能と、ダメージを補修するシステムトリートメントの機能に加えて、パーマやヘアカラーの施術に必要とされる成分を補給する役割まで果す『シェルパ』は、アリミノの「デザインのためのヘアケア」を最も象徴する〝デザインサプリ〟として世に放たれた。
「『ルネフルトレール』と『シェルパ』は、それぞれに異なる個性を持ちながらも、ヘアケアがデザインワークを高めるという同じ考え方に基づいて生まれた兄弟のようなもの。これらのヘアケアがデザインの質を高めることで、最終的にプロならではの技術がお客さまに喜ばれ、美容師の地位向上に結びつけていけたら」と、山田さんは話す。

コミュニケーションツールとしてのヘアケアメニュー

だが、サロンケアのメニュー比率は、現状としてパーマやヘアカラーに比べると高いとは言えない。これは、時間や料金、効果そのものに対する不安感・疑問視などが要素となってその天秤を傾かせていると考えられるが、元をたどれば、一般女性にケアとデザインの関連性が理解されていないという根本的な課題が浮かび上がる。
それゆえに最も大事なことは、プロとしての知識を持つ美容師が髪について説明し、プロがセレクトしたサロンケアの効果・必要性を伝えることである。
「今はどのサロン様も新規客の獲得には苦しんでいると思いますが、そんな時こそ、常連の方に髪のことをじっくりお話する機会と捉えることもできる。特にケア意識の高い大人の女性は物を見る目が養われているぶん、プロユースの品質がアプローチしやすい傾向にあると思います」
ましてや、ヘアケアは美容室を訪れるすべてのお客さまが施術対象となり得るメニューであると捉えた場合、その伸び代にかかる期待は極めて大きい。
また、お客さまのケアに対する意識・知識が高めていくことでホームケアの必要性も認知されることになり、来店サイクル縮小や店販の売上につながることに対しても望みは広がる。山田さんが、「ぜひ美容師さんにはヘアケアを通してお客さまとコミュニケーションしてほしい」と言うように、ヘアケアは両者の潤滑油であり、互いの関係を強く結びつける糸である。

(女性モード社 月刊 美容界 2010-7月号より)



サロンの付加価値をもっとわかっていただく為にも、目の前のお客さまの素材(髪質)が現在にいたるまでの履歴(ホームケア)にもっとこだわっていただきたい。市販品が原因で痛みを加速させている状態でも、その原因にたいして「無関心」にちかいカウンセリングがよく見受けられます。。。デザインが創りにくくなっている原因が年間8~10回(上得意さん)のサロン施術だけではありえない傷み方をしている場合も、やはり「無関心」にちかい接客をよく見かけます。そんな姿勢がかえって「傷み」の主犯はサロンメニュー(パーマ・カラー)と思わせてしまう要因だと、思っています・・・

「シェルパ他アリミノ製品はこちらから」


2010年02月08日(Monday)

無料の時代がやってくる?ベストセラー『FREE』から探る、無料ビジネスのヒント

「あなたがどの業界にいようとも、〈無料〉との競争が待っている」
どきり、とする謳い文句の書籍が今、ベストセラーとなっている。クリスアンダーソン著の『FREE(フリー)~〈無料〉からお金を生み出す新戦略』だ。
990円ジーンズをはじめとするファストファッションが、このまま勢いを増して、ついには無料になる?と一瞬思ってしまったが、そういう話ではない。YahooメールやGメールなどのフリーメール、つぶやき投稿できるTwitter、写真投稿サイトのFlickr、オンラインゲームなど、今、ネット上には「無料」なものが溢れていて、そうした無料化の波は止まらないという。本書では、そうした無料ビジネスの実例を考察・紹介している。
どうせデジタル業界の話でしょ、と侮るなかれ。冒頭の一文を思い出してほしい。「どの業界にいようとも」なのだ。
無料を利用したビジネスモデルには、例えばスーパーマーケットなどの「ひとつ買うと、もうひとつは無料」、ショッピングモールの「駐車無料」、化粧品の無料サンプルなどがすでにおなじみ。また、「子供は入場無料、大人は有料」の博物館や動物園、「女性は無料、男性は有料」のバーもある。「無料」は人々を挽きつけ、「新しい顧客を獲得するドアを開けてくれる」と本書にはある。

サロンでも、「無料」をきっかけに新規顧客の獲得を目指せないだろうか?
例えばウェブやブログなど、無料のデジタルツールを有効に活用したり、サロン内にスタイリング剤無料お試しコーナーを設けたり、カップルで来店の場合、男性は無料(!)にしたり。身近にある「無料」ビジネスをヒントに顧客の興味や関心を喚起する新たなサービスを考えてみてはどうだろう?無料から大きなビジネスチャンスが生まれるかもしれない。
(BEAUTY CLIP 2010.1.29号 アリミノより)


テクニック性の低い、生産性の高い技術メニューは「無料」で提供できる企画に入れると面白いと思います。目安として、アシスタントが15分程度で提供できるかどうか・・・・

2010年01月14日(Thursday)

女性にウケる「環境力」はトイレから

デパートや駅ビル等のトイレ環境が変わった。「エチカ池袋」(東京・池袋)では、有料トイレとフルメイク直し、ヘアアレンジ、デイリーエステも提供するラウンジ形式の施設になっている。一方大阪駅の「アンジュルブ」は1時間300円でトイレやメイク直しの他に資生堂の化粧品やパナソニックのヘア関連機器も使用できる。さらにアロマの香りも満喫できる。昨今の商業施設のトイレは用を足すだけの通過点ではなく、そこにわざわざ行きたくなる環境を提供。単純な集客装置を超え、その商業施設のファン作りに大きな役割を果している。サロンでもトイレという小さな空間からのお客様のための「環境力」を整えてはいかがでしょう。
(アリミノ COCOA club.より)


こんな時代ですから、打てるところから手を打っていきましょう。。まずコストのかからないところから「クリーンネス」しっかり掃除当番を決め、チェック管理者も別に決め、チェック表に確認欄をつけて、DO&CHECK!
 スペースがあれば鏡とカウンターをつけて、リーフボックスを置いて、サロン・商品のインフォメーション。
新しくサロンを作るなら、広めのパウダールームがあると理想的です。
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2009年07月09日(Thursday)

地球目線で「エコ」&「エシカル」

2009年上半期で最も目にしたワードは「エコ」。夏至の夜には全国で電気を消し、ろうそくの灯りで食事や音楽を楽しむキャンドルナイトが今年も開催された。地球環境保護への関心は高まり、自動車業界低迷の中にあっても、価格を下げたハイブリット車「インサイト」「プリウス」はエコカー減税も影響してか、数ヶ月先まで納車待ちだ。また省エネ性能を満たす家電を購入すればエコポイントがつき、大手スーパーやデパート、人気ブランドでも下取りセールが瞬く間に波及。エシカルな日本の姿勢「モッタイナイ」が消費行動にも結びつき始めた。また週末に家庭菜園で農業を楽しむアグリ主婦やクリエーターが注目され、丸の内では農業を学ぶセミナーに人が集まる等、土との関わりを深める人たちが急増。自分たちの生きる地球への対等な目線が感じられる。一方で最近はエコに関心があり、積極的に関わるヒトがモテる(エコモテ)のか、街を掃除しながらの合コンもある。交際しても無理をせず、恋愛にはどっぷりはまらない草食系男子たちは、省エネで自分にも周りにもやさしい「エコ恋愛(ラブ)婚」もでてきたらしい。ところで2009年《エコバック型》新入社員の皆さんは、元気に仕事してますか?(アリミノCOCOA club 2009-7-2より)


エシカル(道徳上の・倫理的な)で、エコで、安全・安心なもの・・・このどれかにからむか、いずれかを複合してもっているものが、流行っていて、うけていて、売上が上がっている。 サロンの中に、「エコ」「安全・安心」「使いきり・ゴミがでない」「オーガニック」なものはありますか・・・・ちょっと探してみてください。
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2009年07月02日(Thursday)

“軽いけど保つ”“軽いのに潤う”を実感できるスタイリング剤

㈱アリミノのスタイリング剤というと、すぐに思い浮かぶのは「スパイス」。個性的なキャラクターデザインと多彩な品揃えで、サロン専売スタイリング剤のイメージを一新した歴史的スタイリング剤だ。「あれだけインパクトのある製品なので、同じような路線には行きたくなかった」と同社市場開発部の山田由美子さんは、『ピース』の開発にかけた想いを語る。山田さん自身、スパイスの開発にも携わったので、その想いはより強力だったに違いない。処方で重点を置いたのは、軽さ・エアリー感。「当時10代後半~20代前半だったスパイス世代が大人になり、スタイリングに柔らかさを求めるようになった」と山田さん。ただ、軽くすると保たない、パサつくというネックがあった。そこで、“軽いけど高持続”“軽いのに潤う”をピース全アイテムの共通項とした。それらは、ピースを1回使えばすぐに実感できるという。パッケージも前シリーズとはまったく異なる。デザインコンセプトは、インテリア性。何の容器か分からないくらい、インテリア性の高いパッケージングを目指した。シンプルで無駄のない、洗練された究極の形として採用されたのが立方体。ルービックキューブを連想させる四角い容器は、思わず手に触れたくなる。同社には、今までワックスを使わなかったミディアム~ロングの女性から「こんなに使いやすいワックスがあったとは」という声が寄せられている。ベースミルクとクリームワックスを組み合わせる“ダブルスタイリング”はプロの美容師ならではのアドバイスが活かせる提案。「お客さまにお勧めするためには、美容師さんが使って楽しいという部分は外せません」(山田さん)。昨年9月の発売以来、ピースのリピートの早さは、スパイスを上回っているという。ピースも“歴史的スタイリング剤”と呼ばれる日は近そうである。(THE BACK GROUND MISSION 美容界2009-7月号より)


確かによく売れています。美容室での販売品として、とっくにシャンプー・トリートメントを抜いてしまったスタイリング剤。ホームケアーの使い方として、プロの技術者から、つけられながらつけ方を教わり、同じ物を買って帰る。翌日、家で同じようにつけても微妙に同じにならないこともよくあるようです。フィーリング重視でつけた感じがプロに支持されるかどうかが、メーカーの勝ち負けを分けている・・・容器を手に取ってもらうところからメーカーの勝負が始まっているのでしょうね・・・
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